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ファン活動の規約について

更新日:4月7日

こんにちはこんにちは。


ここにはキャラクターチップに関する小話だけを投稿して行こうかなと思って居たのですが、それはそれとしてこういった話も必要かと思い、一番最初にこんな記事を投稿させて頂きます。


「コミッション」「作品の依頼」「依頼物への報酬」

そんな内容です。

難しく長めの記事となって居ますが、これはわたしの覚え書きや根本、スタンスの話でもありますのでご了承ください。


ザックリ言うと、最近流行りのスケブやコミッション、このチップの二次創作規約の大元の話です。

殆どの人は関係ないと思いますし、必ず読まなければチップが使えないという訳でもありません。

国主さんにも関係無い話だと思います。


それでは、どうぞ。



 

昨今イラストレーターだけに留まらず、デザイナー、漫画、字書き、立体造形、音楽、動画編集や3Dモデリング。

嘗て専門技術であった様々な物が、趣味として気軽に手が届くようになりました。


ここ数年でスマホやタブレットへの移行が進み、何かをクリエイトし、インターネット上で発信する事に対しての敷居が大きく下がりましたね。

ずっと昔に爆発的に上がったパソコンの一般家庭普及率も、スマートフォン等の普及で徐々に下がり始めました。しかし今はパソコンが無くとも絵が描ける時代。受信し発信し、インターネットに繋がれる時代です。

昔よりも様々な年齢の人、より多くの人間が手のひらの中でクリエイターになる事が出来ます。


それと同時、クリエイトする人間が作品で収入を得る機会も増えました。

魅せるTRPGやVTuberの波に乗り、企業ではない個人がクライアントとして金銭の絡んだ依頼をするという行為に関しても、同じように敷居が下がりました。

依頼され制作した作品と、それへの正しい対価。

この二つのサイクル、確固たるシステム、約束された報酬は必ず存在しなくてはいけません。


制作された物にはどういった形であれ、無意識であったとしても、作り手の努力や時間と言う物が注がれて居ます。

使用ソフトや素材の購入もクリエイターが行いますし、資料となる書籍類もクリエイターが一人で用意します。無料の資料もインターネット上にあるとは思いますが、それを探す人間の時間は常に有限です。

時には未翻訳の資料と出会う事もあるでしょう。その場合日本語版や現代訳版書籍が出るまでせっせと個人翻訳を行うのはクリエイター個人です。

難解で未翻訳の英語ソフトや、追加のプラグインも存在します。


不思議な事に作る人間と言うのは、ご飯を食べても散歩しても旅行に行っても、「これ次の作品にいれよう!」としか考えられない、変わった人も一部存在します。「普通の生活」に「クリエイトする行動」を組み込む事は本来イレギュラーな難しい事なのですが、クリエイトする人は無意識に行って居るのでびっくりしますね。

それらの時間や、作品が現在の形に至るまでかけた年数、努力に対する報酬支払と言う物は決して崩してはいけない物と思って居ます。


クリエイターが「趣味だよ」「無償で良いよ」と言わない限り、作品の依頼には常に何かしらの報酬が絡みます。

それが「リクエスト」と言うありふれた言葉であったとしても、発生した依頼物が無償で渡されるのは、作り手側の好意でしかありません。

当たり前のようにSNS上に流れて来る何らかの作品。それは制作者があえて無料公開している物であり、我々はそうして無料サービス化した物を当たり前と日常に組み込み、感覚を麻痺させつつあります。


日本では最近ですが、海外圏ではかなり前からあった「コミッション」と言う「個人での有料依頼」文化が、ここ数年で一気に日本のクリエイターに浸透しました。

Skeb」さん、すげー!


さて、コミッションや作品の価値に関しての話はこれ位で良いでしょう。


絵を依頼し、描いてもらい、その報酬をクリエイターに支払う。

そう言ったシステムが当たり前となりました。喜ばしい事です。

個人依頼は依頼者行方知れず未払いタダ働きで泣き寝入りするクリエイターも居たので、本当に良い時代になりましたね。


 

メトロポリス、二次創作付近の規約


このサイトのFQAを見て頂ければ一目瞭然なのですが、私のチップは質問付近に関しての文字数がやたらめったら多いです。

一応と堅苦しい物では無く、配布実装項目以外で書いてある事は基本的に全部「悪い事しないでね」に収束します。その他は「些細な疑問を態々配布元に質問しに行くのは面倒だろう」と言う考えから、質問されそうな事、過去質問された事を細かく書くようにして居ます。

現在でFQAの文字数が増えた際は「新しい質問が来た」と言う物が100%ですね。


その中の二次創作等「ファン活動」についての規約のお話をいたします。


文字数が多い為、厳しい場所なのではと思われるかもしれませんが、全部読むとガバガバ規約です。つまり…大抵全部許して居ます!

この項目の文字数が増えて行ったのは、時代の変化に合わせてと言った理由が一番大きな物でしょう。


上でも書きましたが、今は誰でもクリエイターになれる時代。

創作への敷居が一気に下がり、ネットにお絵描き講座や添削が溢れ、パソコンや高いソフトが無くともスマートフォンやタブレットで物作りが出来るようになりました。

それを証拠に、2013年メトロポリスセット発表当時からは考えられない程、現在は個人配布の人狼チップが溢れています。


誰でも気軽にあらゆる創作が出来る時代。凝った動画や音楽でさえも無料で作れてしまう。

たった10年以内の過去な時代でも考えられなかった未来が現在の技術であり、同時に我々の発するクリエイティブの境界線を無限に広げ続けて行く物です。

私は1クリエイターとして、そのクリエイティブの可能性を制限したくありません。


ですので動画も絵も、立体造形、3D、同人誌、年齢制限。殆どの二次創作の規制を行っておりません。

(悪意を持った物は流石にアレですが)


あなたの作りたい物を、好きなだけ作ってください。

あなたの作った物を、世に発表してください。

沢山の物を、作ってください。

溢れる物を形にしてください。

それが私の願いです。


配布し現在に至るまで過去頂いた沢山の「作って良い?」のお問い合わせと、対する答え。

クリエイターの現場やインターネットの流行、技術の進化。そして創作者の発想や表現に制限を設けない方向性。

それらが規約の根本であり、ずっと変わらない物でしょう。


作家や配信元の目を気にして絵を描いたり発表する。そう言ったデリケートな版権二次創作もあるかもしれません。

けれどこのチップに関しては、作者の事は気にしないでください。

勿論年齢制限のある物は未成年の目の触れない場所で公開するのが当たり前ですが、それ以外で気にする物は設けておりません。

勿論、個人的に見られたくないと言う方は、そのスタンスで問題ないでしょう。

皆さんの好きなように、動きやすいようにしてください。


ガチ村のリプレイ動画は作って良いのに、RP村のログやMAD動画は作っては駄目?そんな事はありません。

村で使用したPCが、TRPGのPCになる事もあるでしょう。それも制限しておりません。

TRPG付近はやや複雑となっておりますので、規約ページを確認してください。

PBWへのデザイン流用は禁止とさせて頂いております。ご了承ください。


 

再びコミッションの話題


さて、話は再びコミッション!

このチップは二次創作の規約がガバガバです!

コミッション、個人依頼での報酬の発生についても制限を設けておりません!

二次創作コミッション!オッケー!です!


配布し規約等を更新し続け8年たちましたが、新たなネットの流行が来たなら乗るっきゃありませんね!

実は1年前からコミッション許可しています。

特に問い合わせは無かったのですが、流行ってるなぁと思い追加しておきました。


あなたの作品は、あなたが今に至るまで努力し時間を捧げ作り上げた、あなただけのものです。

あなたの作る作品に対し依頼としてお金を払いたいと言ってくださった方が居るのなら、其処に私のキャラクターデザインが一旦挟まったとしても、あなたが受け取って良い報酬なのです。

「あなたの作品がいい」「あなたの○○が見たい」

その言葉に、私は制限を設けません。


ですのでどうか、あなたのクリエイティブの火を決して絶やさないでくださいね。

skeb二次創作公認プログラム」はあえて登録しておりません。

 

と言うパッションで規約を更新し続けて居たら、突然私の方で謎のバグが発生しました。

これらは「他の人がコミッションで描くのを想定した規約」だったのですが、私がコミッション枠を開放した場合、「作者にも作画可能規約が適応される」事が判明いたしました。

作者に描かせることが可能な一年越しに発覚した重大なバグ。


しかしその場合出てくるのは「二次創作非公式ファンアート」になります。

公式デザインは配布チップが全てであり、全身デザインなどは存在せず私自身も一切考えておりませんので、全部非公式です。

どうしてこうなった、自分の事を何も考えていませんでした。


流石に名義は別になると思いますが、お目にかかる機会等ございましたら「ああ~やってるなぁ~」と思って頂ければ。

新チップの進捗は、作画に悩み始めてしまったので、公開はまだ先になります。


それでは。

※これらは、私の個人配布チップセットのみの規約ですので、他セットについては各製作者様にお問い合わせください。

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